総社駅から市役所通りをまっすぐ進み宮脇書店を過ぎたあたり。右手にあるスタイリッシュなお店が「ロジック」です。
外観だけでなく、店内もまた素敵。扉を開けると思わず「うわっ」と声が出てしまいそうになるほど素敵な空間。
ここはアンティーク雑貨屋さんかしら?と錯覚してしまいそうなお店です。
種類豊富なパンに目移りしそう・・・
暖色系の柔らかい光に照らされた木製の棚にはズラリとパンが並びます。
毎日70種類ほどのパンが並ぶそうですが、ひとつひとつのパンもこれまたとってもお洒落な感じです。
全体的にはハード系のパンがやや多い気もしますが、よく見るとふわふわのクリームパンやサクサクのパイなど、いろんな生地のパンがあるんです。
「どのお客さんでも楽しめるように」と様々な系統のパンを焼いているそうですが、見た目やフィリングはもちろん、生地にもとってもこだわっていて、それぞれのパンごとに材料や粉の配合を変えているんだとか。
こんなにもたくさん。しかもいろんな系統のパンがあるとどれにしようか迷ってしまいます。
気付いたらトレーの上にはとうてい1人じゃ食べきれない量が・・・キケンです(笑)
珍しいパンもいっぱいあって楽しいんです
定番のパンはもちろん、ロジックにはちょっと珍しいパンもたくさんあります。
まず気になったはこちら。パンの名前はシンプルに「青」の1文字です。
このパン、何がすごいって、手に持った瞬間「ズシッ」と音が聞こえそうなくらいボリューミーなんです。
さくらんぼのリキュールで漬けたクランベリーにマカダミアナッツがザクザクこぼれ落ちるくらいたっぷり入ったハード系のパンで、食べ応え抜群。
しかもこれ、割るとすごいんです・・・
中はこんな感じで名前のとおり「青」なんです。
バタフライピーの天然の色なんだそうですが、とってもきれいな色ですね。
生の粒こしょうがアクセントになっていて、見た目だけじゃなく、味も個性的。クセになります。
アールグレイの紫いもあんバターはなんと、生地に紅茶(アールグレイ)が練り込まれています。
生地そのものが個性的なのに、紫いも餡とバター?と思ったけど、それぞれの個性がけんかをしないようにまとめ上げられていて、意外にもスッキリとした味わい。甘みも想像よりずっと抑えられています。
そして、正方形の形をした可愛らしいクロワッサン食パン。
こちらはクロワッサン生地を80層も重ねた繊細さ!思わずペロッと繊細な層を剝がしながら食べちゃったりして・・
成型してそのまま焼く通常のクロワッサンと違い、四角いケースに入れて焼くのでバターがコーティングされて外側はサクサク。でも、中はしっとりしていて外側と中の食感のギャップが何とも言えない美味しさです。
外国人にも人気のパン
ロジックには外国人のお客さんも多いとか。
ドイツ発祥のおつまみパン「プレッツェル」。
独特な結び目の形が特徴的ですが、細い部分のカリッとした食感と太い部分のしっとりした食感の違いが何とも言えず、食事にもお酒にも合いそう。
ほんのり甘みのあるシンプルな塩味なんですが、この塩加減が絶妙で、これはハマる!
リピーターも多い人気のパンのひとつです。
こちらは「ラスキ アイス プッラ」
フィンランドでイースターのときに食べられる伝統的なスイーツだそうで、フィンランド在住のお客さんのリクエストで商品化したそうです。
ロジック風に少しアレンジしているそうですが、カルダモンの効いた生地にラズベリーとアーモンドのペースト、自家製マロンホイップをたっぷり挟み、これはもはやパンではありません。ケーキよりケーキ!贅沢です✨
ブリオッシュの表面をキャラメリゼしたパリッとした食感もまた魅力です。
Logique(ロジック)店舗情報
気になるパンがいっぱいのロジック。
姉妹店として、真庭市湯原に「路地裏9番地」というカヌレ専門店があって、そちらのカヌレも一部ここで購入できますよ。気になった方はぜひ一度、行ってみてください♪